カピとホウさんのお金の話

前と同じように暮らしているのに、あまり貯金できなくて。副業に興味はあるけど、会社の仕事と両立できるのかな?

例えば、週末にできる仕事を一件だけ引き受ける方法もあるよ。使える時間と費用を先に決めて、続けられるか確かめてみよう。

会社の仕事を続けながら、ほかの仕事でもお金を稼ぐ。それが会社員の副業です。 メリットは、給料をもらいながら、自分で仕事を受けたり商品を売ったりできることです。 生活費を会社の給料でまかなえるので、自分に合う仕事を少しずつ試せます。

始める前に押さえておきたいこと

  1. 本業を続けながら、無理のない範囲で試しましょう。
  2. 商品を作るだけでなく、買う人の希望や価格も考えましょう。
  3. 使える時間と費用を決め、負担が大きければ見直しましょう。

副業のメリットとデメリットを比べる

判断する点メリットデメリット・条件
収入会社の給料以外にも、お金を稼ぐ方法を持てる稼ぐ前に、道具や商品の仕入れにお金がかかることがある
経験値段を決めたり、お客さんと話したりする経験ができる準備や、買ってくれる人を探す時間も必要
生活会社の給料をもらいながら試せる仕事を増やしすぎると、休む時間が減る
手続き仕事で使ったお金や時間を、記録する習慣がつく会社への連絡や、税金の手続きが必要かを調べる手間がある

会社の仕事・睡眠・家事の時間を先に取り、副業に使える時間を決めましょう。

例えば、アプリのアイデアを思いついたとします。 会社を辞めてアプリづくりに集中するなら、売れるまでの生活費が必要です。

会社の仕事を続けていれば、生活費は給料で払えます。 まず機能を一つ作って、使ってくれる人がいるか試せます。 感想を聞いて直したり、別のアイデアに変えたりする時間も取れます。

本業を続けながら試すときの考え方
必要な機能だけ作るまず一人に使ってもらう
反応を見て直す合わなければやめてもよい
生活費は本業の給料で副業は無理のない範囲で試す

最初から副業だけで生活しようとしなくてもいいんだね。

文章を書く仕事を一件引き受ける、表計算が苦手な人の売上集計を手伝う。そんな小さな仕事から始められます。

会社の仕事や生活に無理が出ないよう、副業で受ける仕事の量と使うお金を決めておきましょう。

商品を売る場所は、すでにあるサービスを使おう

販売ページって、自分で作らないといけないの? お金を受け取る仕組みも難しそう。

noteでは、文章に値段を付けて売れます。BASEでは、ネットショップを開けます。 こうしたサービスには、お客さんからお金を受け取る仕組みも用意されています。[1][2]

文章を売りたい有料記事の販売
作品を売りたいネットショップの開設

サービスの販売手数料や、商品の材料費を確認しておきましょう。

販売の仕組みを借りて、商品の工夫や、買ってくれそうな人に知ってもらうことに時間を使えるね。

売るための仕組みを借りれば、準備の時間を減らせます。 その分、商品をよくしたり、使った人の感想を聞いたりする時間が取れます。

ここがポイント

売る仕組みを借りて、商品づくりと宣伝に時間を使う

値段や締め切りを決めることも仕事のうち

例えば、お店の売上を計算するシートを作って売るとします。 最初に、お店の人に「今はどの作業が大変ですか」と聞いてみましょう。

集計シートを提案する場面の例

「毎日の入力に時間がかかるんです」

そんな悩みなら、複雑な分析機能を増やすより、入力項目を三つ減らすほうが喜ばれるかもしれません。

どんなシートにするかが決まったら、値段と締め切りを相談しましょう。 渡した後で、どこまで直すかも決めておきましょう。 自分で仕事を受けると、作るところからお金をもらうところまで経験できます。

便利なものができたら喜んでもらえそうだけど、値段はどう決めればいいの?

相手の予算と、カピが作業に使う時間の両方を見たいね。いつまでに何を作るかも、一緒に相談してみよう。

仕事を終えたら、相手の作業がどれくらい楽になったか、聞いてみましょう。

厚生労働省も、副業・兼業のメリットとして、今後の仕事に役立つ経験を得る機会を挙げています。[3]

相手に話を聞くときは、「今どの作業に何分かかるか」「どこまで任せたいか」「いつまでに必要か」を具体的に確かめましょう。 最初の仕事を選ぶヒントは、初心者向けの副業の選び方で紹介しています。

売上3万円から費用を引くといくら残る?

3万円売れたら嬉しいな。これって、全部貯金に回してもいいの?

その3万円から、手数料や道具代を引く必要があるよ。残ったお金にも税金がかかる場合があるんだ。

例えば、ある月の売上が3万円で、手数料や道具代に5,000円かかったとします。 残るお金は2万5,000円です。このように、売上から仕事に使ったお金を引いたものを「利益」と呼びます。 ここでは、税金を引く前の金額で考えます。

売上3万円から残る利益説明のための仮の数字
売上 商品・仕事の代金
30,000円
費用 手数料・道具代など
−5,000円
残る利益 税金を引く前
25,000円

25,000円は税金を引く前の利益です。

かかった時間も数えてみよう

この25,000円を得るまでに何時間かかった?

1時間あたり・税金を引く前

1,250 円

25,000円 ÷ 20時間

金額は、説明のために作った例です。作業時間には、準備や仕事探し、作ったものを直す時間も含めます。

同じ2万5,000円でも、20時間で稼いだなら1時間あたり1,250円、50時間なら500円です。 仕事を終えたら、何に時間がかかったか振り返ってみましょう。 次はもっと早くできる作業がないか、探してみましょう。

ここがポイント

売上・費用・作業時間を記録する

残ったお金と、かかった時間が分かれば、次の仕事の値段や量を考えやすくなります。

月ごとに記録して利益や時給の目安を見たい人は、副業の収支管理ツールを使えます。

使ったお金の記録方法は、ブログの売上と利益の計算例で紹介しています。

すぐに収入が必要かどうかで副業を選ぶ

来月の生活費が必要なら、早くお金をもらえる仕事を探しましょう。 半年ほど待てるなら、自分の商品を作る時間も取れます。 「いつお金が必要か」を考えると、仕事を選びやすくなります。

時間を決めて働く

お店などに雇われ、決まった時間に働いて給料をもらいます。

確認すること:働く時間・給料・支払日

依頼を受けて作る

頼まれたものを作って渡し、決まった金額をもらいます。

確認すること:締め切り・どこまで直すか・もらえる金額・支払日

自分の商品を売る

文章やソフトなどを用意し、買ってくれる人を探します。

確認すること:誰に売るか・売れるまでにかかるお金・売った後の手間

来月の生活費に使うお金なら、支払日が決まった仕事を探そう。受ける前に、いくらもらえるかも確認しようね。

自分で仕事を受けたり商品を売ったりすると、お客さんの反応が分かります。 感想を聞いて商品を直し、また使ってもらう。そんな工夫も副業の面白さです。

アプリなら、動かない部分を直したり、使い方の質問に答えたりする仕事もあります。 記事なら、古くなった情報を書き直します。売った後の手間も考えて、続けられる仕事を選びましょう。

忙しい時期は副業を始めなくてもいい

休みの日にはコーヒーを淹れて、のんびりしたいんだよね。その時間まで仕事にするのは嫌だな。

その楽しみは残しておこう。今は時間に余裕がないなら、使っていないサブスクなど、毎月の支払いから見直してもいいね。

副業以外にも、家計を見直す方法はあります。使っていないサービスの解約から始めてもいいですし、本業の勉強に時間を使いたい時期もあるでしょう。

副業を始めると決めたら、勤務先のルールや働く時間、お金の管理も確認しておきましょう。

勤務先のルール

会社のルールである「就業規則」を読み、副業をしてよいか、会社への連絡が必要かを確認しましょう。

[3]

時間と費用の上限

会社の仕事・家事・休む時間を先に取り、副業に週何時間使えるかを決めましょう。使うお金も「月いくらまで」と決めておきましょう。

[3]

お金の記録と税金の確認

まず、もらったお金と仕事に使ったお金を記録しましょう。 一年間のお金の記録から税金を計算し、税務署に伝える手続きを「確定申告」と呼びます。 手続きが必要かは、給料や副業のもうけによって変わります。国税庁の案内で確認しましょう。 住んでいる地域に払う「住民税」の手続きは、別に確認が必要です。市区町村の窓口やホームページで調べましょう。

[4][5]

例えば「週に2時間、追加費用は3,000円まで」と決めてから始めてみましょう。 自分の生活に合う時間と金額に変えて、無理が出たら仕事を減らしたり休んだりしましょう。

身近な人が困っている作業を探してみよう

何を始めるか決まらないなら、身近な人が困っている作業を探してみましょう。 何度も同じ計算をしている人や、アプリの設定で困っている人に、話を聞いてみましょう。

その作業のどこに時間がかかっているのか、自分なら何を手伝えるのか。 思いついたことを、簡単な試作品にして見せてみましょう。

1困りごとを聞く
2小さく作る
3反応を確かめる

例えば計算シートを見せて、どの作業で使えそうか、何が足りないかを聞いてみましょう。 お金を払ってでも任せたい作業なのかも、確かめてみましょう。

まずは知り合いに、面倒だと思っている作業がないか聞いてみようかな。

試してみたいことをメモする

思いついたことを、ここにメモできます。

この端末にテキストファイルを保存します。外部への送信はありません。

うまくいかなければ、やり方を変えたり、いったんやめたりできます。副業だけで生活しようと急がず、続けられる仕事かを一件ずつ確かめてみましょう。

ホウさん

気になる仕事があれば、使える時間と費用を決めて 一件から試してみよう。

この記事は、会社員が副業をするよさと大変さを紹介しています。会話や仕事の話、金額と時間は、説明のために作った例です。サービスの情報は、公式の案内で確認しています。

文:Money Now
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参考にした情報・出典
  1. noteヘルプセンター|コンテンツを販売する際に引かれる手数料 (新しいタブで開きます)

    有料記事の販売と手数料の仕組み。

  2. BASE|料金プラン・手数料 (新しいタブで開きます)

    ネットショップを開き、商品代金を受け取るときの料金。材料費や送料などは別にかかります。

  3. 厚生労働省|副業・兼業 (新しいタブで開きます)

    副業をするときの会社のルールや、働く時間、今後の仕事に役立つ経験についての資料。

  4. 国税庁|給与所得者で確定申告が必要な人 (新しいタブで開きます)

    給料をもらっている人が、税金の手続きをする必要があるか調べる案内。

  5. 品川区|特別区民税・都民税(住民税)の申告 (新しいタブで開きます)

    住民税についての案内の一例。自分に必要な手続きは、住んでいる市区町村で確認しましょう。

  6. 国民生活センター|副業サポートや投資の名目で借金させる業者に注意! (新しいタブで開きます)

    2026年5月20日公表。高いサポート代を払わせるために、借金を勧める手口について。

情報確認日:2026年9月27日。税金やサービスの条件は、出典の資料で確認しています。仕事の選び方や、使う時間・お金の決め方は、Money Nowからの提案です。